平成8年 33,722件の自動車盗難認知件数であった自動車盗難は、毎年急増し、平成14年若干減少、平成15年再び増加し、64,223件となりました。平成16年からは毎年減少し、平成24年には21,070件となっています。
しかし、まだ高い水準で盗難被害に遭っているといえます。
駐車場の中では、夜間照明がない・少ない駐車場での被害が多く、
契約駐車場の場合には、駐車場所の選定も慎重に行う必要があります。
照明が行き届いており、外部から見通しの良い場所が狙われにくい傾向があります。
不正駐車だけでなく放置車両をされてしまいます。盗難車の場合、警察が対応してくれるのですが盗難車でない場合、敷地内にある車両については警察も民事不介入との理由から対応をしてくれません。
その為、駐車場管理者が処理を行う必要がありますが、車両には所有権がある為、長期間駐車しているからと言って勝手に処分すると言う事ができません。
役所への申請や所有者とのトラブルが考えられるため専門家の知識が必要となります。
駐車場で起こりうる犯罪行為として精算機嵐による窃盗、器物破損が考えられます。
防犯カメラや、犯罪防止機能の設備を導入した対応が必要です。
また、精算機荒らしに伴う警察との対応、施設使用不可期間などの損害も起こりえます。